研究者にとって、自身の研究を世の中に発信することは最も重要なことの一つです。
誰も知らない研究に意味などありませんからね。
大学院生は学部生よりも1人の研究者として扱われる機会が多くなります。
そんな大学院生が研究を外部に発表する場として最もポピュラーなものは学会発表でしょう。
この記事では、学会発表とはどのようなものかを以下の人向けに解説していきます。
・学会発表の雰囲気を知りたい人
学会とは
学会とは、研究者が自身の研究成果を発表する場です。
研究に対して、他の研究者たちと議論や討論、意見交換を行います。
学会の特徴としては、
発表形式
発表形式は大きく分けて口頭発表とポスター発表の二つです。
近年ではコロナの影響でオンライン開催の学会も増えましたが、オンラインでもどちらかの形式になっています。
口頭発表(オーラル)
ポスター発表
A0サイズのポスターを展示し、その前で発表を行います。
いろんな人のポスターが展示されている会場を、聴衆が見て回るという形式です
気になったポスターで立ち止まって、発表者と議論を交わします。
口頭発表と違って、台本が無いためフレキシブルな対応が求められます。
しかし、口頭発表よりも聴衆との距離が近くなり密なコミュニケーションが取りやすいです。
自分の研究に興味を持ってくれた方と深い議論を交わすことができる点が良いポイントでしょう。
オンラインでは、ブレイクアウト機能を用いてポスター発表を行います。
発表者はブレイクアウトルームに分かれて待機します。
聴衆者はブレイクアウトルームを周り、興味が有るところで止まって質問するといった形式になります。
人気の研究では、1人の発表者に聴衆が群がっているというパターンもあります。
学会の雰囲気
雰囲気は専門によって違います。
私が参加したことがある物は物理と化学ですが、他の専門のことも同期から聞きました。
数学・物理はカジュアル
私も含め、発表は私服で行っていました。
バチバチした先生も多くなく、研究に熱心に興味を持ってくれる方が多い印象です。
学会後はよく先生型と飲みに行きました(コロナで最近は厳しいですが)。
先生達同士の仲も比較的良さそうに感じます。
化学・生物・工学はフォーマル
発表は皆スーツです。
事前情報が無ければ、私も化学系の学会でやらかすところでした。
化学・生物・工学は修論発表もスーツですね。
先生方も真面目で堅い人が多い印象です。
”研究者とはこうあるものだ”
ということを体現しているみたいです。
先生同士で仲が悪いことも多いです。
嫌いな先生の研究室の学生に質問攻めするというのはよく聞きます。
まとめ
学会は自身の研究成果を発表できる良い機会です。
学会で得られた知見は、研究をより良い方向に導いてくれるでしょう。
社会人になってしまうと学会に出る機会もほとんど無いと思います。
せひ学生のうちに学会を体験してみてください。

